院長メッセージ
山東大学は我が国で最も長い歴史を持つ有名な学府の1つです。その前身は1901年で創立した山東大学堂で、京師大学堂につぐ我が国での二番目の国立大学てす。山東大学の百年の歴史においては、かつて法学は顕要な科目のひとつでした。現代意義での山東大学の法学教育は、20世紀80年代のはじめから始まったのです。1983年に今の法学院の前身である山東大学法学部が正式に創立され、有名な法学者の喬偉先生を代表としての創始者は、法学部の創立と発展のために心血を注ぎ、全力を尽くしてきました。1994年3月、法学部がその運営体制を転換され、法学院となることになりました。徐顕明先生と梁慧星先生が相次いで法学院院長を務めたことがあります。
20年余りの入念な計画および絶え間ない探求を経て、山東大学法学院が科学研究、科目建設、人材育成、対外交流と協力、図書資料の充実などの面では著しい成果を成し遂げました。法学院においては、法学理論研究所、憲法・行政法研究所、民法・商法研究所、刑法研究所、国際法研究所など八つの研究所が設置されています。これらの研究所は中国法律制度の歴史、人権、権利侵害法、立法、法治行政および知的財産権など50個の国家と省レベルの研究課題を引き受けています。国家コア学術雑誌に重要な価値と重大な影響のある学術論文650本以上が発表され、海外では20本以上の学術論文が発表されました。専門著書とレベルの高い教科書120冊以上が出版され、60以上の研究成果には国家と省レベルの奨励を与えられました。現在法学院では専任教員とその他の職員は合わせて80人おり、その中専任教員が60人、教授が21人、准教授が31人、ドクターが33人です。国内外で有名な学者および実務界の方の多くも教員を兼ねています。法学院教授が主宰する『法理文庫』と『公法研究』叢書、CSSCI論文集『人権研究』、『民間法』、『法律方法』などの学術刊行物は国内外の学者から関心を寄せられ、評価されています。
法学院では現在在学生の数は2000人で、その中、博士課程、修士課程及びロースクールマスターの数は1350人で、学部生の数は780人であり、そのほか外国からの留学生もいます。法学院は学術研究、専門実践および学生活動を通して学生の理論および実践能力を育て、また毎年数十人の優秀な学生を選んで、国内の有名な大学法学院と海外の大学に派遣しております。法学院は卒業生が活力に富む専門理論のシスチムを、より強い思惟および実践の能力を、より良い人文および職業の倫理を備えて、かつグローバル意識、世界視野と国際競争力の面にも進歩を遂げることに力を入れてきております。20数年以来、数多くの卒業生が既に国内および海外の学界、教育界、政界特に司法実務界で活躍してきており、彼らが遂げた素晴らしい成果はこの学院に限りない誇りと誉れをもたらしてきました。
国内一流大学の法学院と科学研究機構と密接に協力して学術交流をしたり、政府と司法部門とは人材育成および科学研究の分野で協力したりしております。また、わが法学院は学術研究および教学の国際化を重視しております。欧米各国、日本および香港、台湾などの十数か国・地域の数十校の大学と研究機構と学術交流を常に維持しております。多数の教員が海外で勉強したおよび研究したことがあり、海外大学との交流と協力がすでに人材育成の道のひとつとなりました。国際協力と交流を常態化にして、できるだけ早く法学院を国際化の学院に昇格させることは、今後我々の仕事の重点と学院の未来発展の方向となっています。
百年の山東大学と比べて、法学院のほうが若いが、生気や創造力があふれます。法学教育は一国の法律制度の質、法律職業の人格の出来上がりおよび社会法治文化の作り上げ等と密接なかかわりを持つことは、我々は認識しています。百年山東大学の山の韻や海の魂のうるおいの中で元気に育つ法学院は、学生を中心とし、教師を主体とし、そして制度を保障とするとの学院運営イデアを貫いております。山東大学の法律学者は、だれでも公正な制度以外から利益を得るべきではなく、だれでも他人が公正な制度から利益を得ることを阻害すべきではなく、だれでも自ら創った制度から最初に利益を得るべきではないということを確信しております。我々がいっしょに責任をとり、一緒に我々の法学院を作り上げ、人々に尊重される法学院を作り上げましょう。



